二人で割って、半分だね。
という言葉を聞くと、どうしても時間を掛けて意味を考えてしまいます。笑
そんなかんじで、遅ればせながら。(やっぱ帰省序ではキツかったので;;)
KIDS観てきました。
ひとりで観てきました。
なんていいますか、出演者がすきな分、友達と行くとビジュアルを重視してしまいそうな気がして。
やっぱり、そういったものは全て取り払って、ちゃんとストーリーとその中で生きる人間達を客観的に見たかったので。
そうなると、ひとりで行ったほうが全神経を映画に集中させられそうだったので…ひとり映画を決行。
でもいざ入ってみると、結構ひとりで来ている方がいらっしゃって、ほっ。
平日の朝だったので、人もぼちぼちぐらいで。
若い(中〜高校生)女の子達とかいたけど、学校は…!?汗
あとは同年代の女の子達とか、カップル、
両親世代の夫婦、おじさん(1人)…など。
割と幅広い年代に関心を持たれているんだなー、と少し嬉しくなりました。
さて、ここから映画の感想に移ります。
反転とかしないので、まだ観られてない方は回れ右をお勧めします(ノ゜v゜)ノ

(ここからは個人的な意見なので、悪しからず。。)
先ずスタンドバイミーが流れた時点では、始まったのか分かりませんでした(笑)
若干ネタバレ的な撮影日記などで見たバスがやってくるのを確認し、「あ、もう始まってたのね。」と。
というか、序盤の音楽って大切だと思うんです。映画全体の色を決めるものだと思うし…
そう考えると、このBGMで制作者側はどういった世界を作ろうとしたのか、少し理解に苦しみました。
一昔前のアメリカっぽいイメージですよね、この曲は。やっぱり、時代を意識させないどこか異国の地を連想させるような世界観にしたかったのかな、と思いました。
ストーリー自体が非現実的なので、あまり現実味のある描写だと、逆に違和感を持ちますよね。
そう言った意味では、アメリカンダイナーもいい象徴になっていたし、映像自体も少しフォーカスを効かせてぼやけたかんじが出ていてすごく素敵だったと思います。
しかし、序盤のストーリーに関しては、少し分かりずらい部分が多かったように感じました。
今回はあらかじめ原作も読んでいたし、公開前に出たDVD(序章や撮影日記)も見ていたので、大体の流れは理解することができましたが、それでも色々な描写を少し端折りすぎのように思えました。
(多分この映画に関して無知のままで行ったら、理解できてなかったと思います…)
三人の動きを交互に描写する場面がありましたが、そのひとつひとつにどういった意味があるのか分からないところも…。
決して無駄な描写ではないと思うのですが、それらに意味があるとしたらもう少し伏線がほしかったです。
そして、展開に若干の唐突さも感じました。泉谷しげるさんは一体何者なのかとか、何故タケオは公園を改装し始めたのかとか、ドライブに行くことになったのか…など(汗)
欲を言うと、アサトが抱く恋心の部分だとか、タケオが改心し出したきっかけや父親に対する意識の変化などももっと細かく見てみたかったです。
そして個人的に、公園に向かう線路沿いの場面で湘南新宿ラインらしき電車が通る度に、現実的に思えてしまって何ともいえない気持ちに…(だってこんな頻繁に使うのに…明日も使うのに…笑)
しかし、アサトは謎の少年でしたね…徹ちゃんの思うつぼ、というか言っていた通りです。
何を考えているのか分からない。笑っているのに違うことを考えている、ぼーっとしているように見えて誰よりも色々なことを考えているように感じました。
毎度思うんですが、彼の目の演技は本当にすごいです。
喜怒哀楽、四文字では表現しきれないくらいに色々な表情があって、それを繊細に演じているところが流石だと思いました。
彼の細やかな演技がとてもすきです。
そして序盤は少し心配だったストーリーですが、ラストにかけては圧巻でした。
シホが急に消えたのも、彼女の心理を描写しないことで何を考えているか分からない感じが出て良かったと思います。
それに、アサトが「それでも僕は、彼女の傷を取ったと思う。」というところでの彼の表情と口調が、真っ直ぐだけど本当に切なくて…緩む涙腺を頑張って押さえました(笑)
この後のシホも含めた三人の様々な思惑が、言葉少なからずも丁寧に表現されていて、よかったです。
彼らが負ったそれぞれの心の傷に、彼ら自身がどうやって向き合っていこうとするのか、そこがこの映画のいちばんの見所だと思いました。
アサトが母親に面会しに行くところ。母親役の斉藤由貴さんの演技はものすごい迫力がありました。
最初にアサトの顔を見て優しく微笑む姿は、誰よりも息子を愛している母親の顔であったのに、徐々に変化していく表情。父親を殺したのも我が子を斬り付けたのも、全て宿命的なもの…彼が「化け物」として生まれてきてしまったが為の。
「あなたなんか、生まれてこなければよかった」という言葉には憎悪や悲哀、真の「息子」であるアサトに対する様々な感情が入り交じったような、とんでもない威圧感がありました。
そんな母親を前にするアサトの表情は、心の傷口を思いっきり広げられたようで、本当に見ていて辛かったです。
そしてラストの事故現場ですが。
これ、車の玉突き事故だったんですね、てっきり大地震か何かかと思ってました(汗)
でも、アサトが怪我人達の傷を次々と自分の体に移していくところは、例え原作を読んでいても耐え難い光景でした。
傷を負っている人を放っておけない純粋な人柄、それに加え、生きていくことに意味を感じなくなった彼が最後に引き受けようとしたことろ。
彼を思うために必死で止めようとするタケオに足の傷を移し、尚も怪我人を助けようとするところ。
そして、
「もう、楽になりたいんだ」
「どうしたら、母さんは僕のこと許してくれるのかな」
という心の底からの言葉。
こればかりは見ていて涙を抑えられませんでした。
アサトの苦痛と悲しみに満ちた表情。
ここまでの行為に至ってしまうくらいに傷ついた彼の心と体。
本当にリアルに表現されていて胸が締め付けられそうでした。
そしてふたりの互いを想う気持ちに、こんなに純粋な友情があるんだ、と何度も心打たれました。
それから…事故の後の病院のところですが。
ここ場面がとても心にほっこりときました。
原作では帰ってこなかったシホが姿を見せたり、
タケオが父親の病室に花を添えたり、
そして何よりアサトの笑顔。
三人で屋上にいる様子、町を眺める姿。(タケオは見てませんが。笑)
そしてまた何かが始まるような伏線…。
そしてマッキーの歌が流れる。
「 だから 僕は 生きてゆく 」
なんだか本当に、優しい気持ちになれるような、そんな映画だった気がします。
ひとりでは生きていけない、支え合う友達の大切さ。
そしてその人を想う、掛け替えのない優しさ。
決して忘れてはいけない、人としての気持ち。
当たり前のようで気づいていなかった。
分かっているようで出来てなかった。
そんなことを、改めて考えさせられました。
自分を見つめ直さなきゃなー。見終わってみれば、そんな気持ちいっぱいです。
という言葉を聞くと、どうしても時間を掛けて意味を考えてしまいます。笑
そんなかんじで、遅ればせながら。(やっぱ帰省序ではキツかったので;;)
KIDS観てきました。
ひとりで観てきました。
なんていいますか、出演者がすきな分、友達と行くとビジュアルを重視してしまいそうな気がして。
やっぱり、そういったものは全て取り払って、ちゃんとストーリーとその中で生きる人間達を客観的に見たかったので。
そうなると、ひとりで行ったほうが全神経を映画に集中させられそうだったので…ひとり映画を決行。
でもいざ入ってみると、結構ひとりで来ている方がいらっしゃって、ほっ。
平日の朝だったので、人もぼちぼちぐらいで。
若い(中〜高校生)女の子達とかいたけど、学校は…!?汗
あとは同年代の女の子達とか、カップル、
両親世代の夫婦、おじさん(1人)…など。
割と幅広い年代に関心を持たれているんだなー、と少し嬉しくなりました。
さて、ここから映画の感想に移ります。
反転とかしないので、まだ観られてない方は回れ右をお勧めします(ノ゜v゜)ノ

(ここからは個人的な意見なので、悪しからず。。)
先ずスタンドバイミーが流れた時点では、始まったのか分かりませんでした(笑)
若干ネタバレ的な撮影日記などで見たバスがやってくるのを確認し、「あ、もう始まってたのね。」と。
というか、序盤の音楽って大切だと思うんです。映画全体の色を決めるものだと思うし…
そう考えると、このBGMで制作者側はどういった世界を作ろうとしたのか、少し理解に苦しみました。
一昔前のアメリカっぽいイメージですよね、この曲は。やっぱり、時代を意識させないどこか異国の地を連想させるような世界観にしたかったのかな、と思いました。
ストーリー自体が非現実的なので、あまり現実味のある描写だと、逆に違和感を持ちますよね。
そう言った意味では、アメリカンダイナーもいい象徴になっていたし、映像自体も少しフォーカスを効かせてぼやけたかんじが出ていてすごく素敵だったと思います。
しかし、序盤のストーリーに関しては、少し分かりずらい部分が多かったように感じました。
今回はあらかじめ原作も読んでいたし、公開前に出たDVD(序章や撮影日記)も見ていたので、大体の流れは理解することができましたが、それでも色々な描写を少し端折りすぎのように思えました。
(多分この映画に関して無知のままで行ったら、理解できてなかったと思います…)
三人の動きを交互に描写する場面がありましたが、そのひとつひとつにどういった意味があるのか分からないところも…。
決して無駄な描写ではないと思うのですが、それらに意味があるとしたらもう少し伏線がほしかったです。
そして、展開に若干の唐突さも感じました。泉谷しげるさんは一体何者なのかとか、何故タケオは公園を改装し始めたのかとか、ドライブに行くことになったのか…など(汗)
欲を言うと、アサトが抱く恋心の部分だとか、タケオが改心し出したきっかけや父親に対する意識の変化などももっと細かく見てみたかったです。
そして個人的に、公園に向かう線路沿いの場面で湘南新宿ラインらしき電車が通る度に、現実的に思えてしまって何ともいえない気持ちに…(だってこんな頻繁に使うのに…明日も使うのに…笑)
しかし、アサトは謎の少年でしたね…徹ちゃんの思うつぼ、というか言っていた通りです。
何を考えているのか分からない。笑っているのに違うことを考えている、ぼーっとしているように見えて誰よりも色々なことを考えているように感じました。
毎度思うんですが、彼の目の演技は本当にすごいです。
喜怒哀楽、四文字では表現しきれないくらいに色々な表情があって、それを繊細に演じているところが流石だと思いました。
彼の細やかな演技がとてもすきです。
そして序盤は少し心配だったストーリーですが、ラストにかけては圧巻でした。
シホが急に消えたのも、彼女の心理を描写しないことで何を考えているか分からない感じが出て良かったと思います。
それに、アサトが「それでも僕は、彼女の傷を取ったと思う。」というところでの彼の表情と口調が、真っ直ぐだけど本当に切なくて…緩む涙腺を頑張って押さえました(笑)
この後のシホも含めた三人の様々な思惑が、言葉少なからずも丁寧に表現されていて、よかったです。
彼らが負ったそれぞれの心の傷に、彼ら自身がどうやって向き合っていこうとするのか、そこがこの映画のいちばんの見所だと思いました。
アサトが母親に面会しに行くところ。母親役の斉藤由貴さんの演技はものすごい迫力がありました。
最初にアサトの顔を見て優しく微笑む姿は、誰よりも息子を愛している母親の顔であったのに、徐々に変化していく表情。父親を殺したのも我が子を斬り付けたのも、全て宿命的なもの…彼が「化け物」として生まれてきてしまったが為の。
「あなたなんか、生まれてこなければよかった」という言葉には憎悪や悲哀、真の「息子」であるアサトに対する様々な感情が入り交じったような、とんでもない威圧感がありました。
そんな母親を前にするアサトの表情は、心の傷口を思いっきり広げられたようで、本当に見ていて辛かったです。
そしてラストの事故現場ですが。
これ、車の玉突き事故だったんですね、てっきり大地震か何かかと思ってました(汗)
でも、アサトが怪我人達の傷を次々と自分の体に移していくところは、例え原作を読んでいても耐え難い光景でした。
傷を負っている人を放っておけない純粋な人柄、それに加え、生きていくことに意味を感じなくなった彼が最後に引き受けようとしたことろ。
彼を思うために必死で止めようとするタケオに足の傷を移し、尚も怪我人を助けようとするところ。
そして、
「もう、楽になりたいんだ」
「どうしたら、母さんは僕のこと許してくれるのかな」
という心の底からの言葉。
こればかりは見ていて涙を抑えられませんでした。
アサトの苦痛と悲しみに満ちた表情。
ここまでの行為に至ってしまうくらいに傷ついた彼の心と体。
本当にリアルに表現されていて胸が締め付けられそうでした。
そしてふたりの互いを想う気持ちに、こんなに純粋な友情があるんだ、と何度も心打たれました。
それから…事故の後の病院のところですが。
ここ場面がとても心にほっこりときました。
原作では帰ってこなかったシホが姿を見せたり、
タケオが父親の病室に花を添えたり、
そして何よりアサトの笑顔。
三人で屋上にいる様子、町を眺める姿。(タケオは見てませんが。笑)
そしてまた何かが始まるような伏線…。
そしてマッキーの歌が流れる。
「 だから 僕は 生きてゆく 」
なんだか本当に、優しい気持ちになれるような、そんな映画だった気がします。
ひとりでは生きていけない、支え合う友達の大切さ。
そしてその人を想う、掛け替えのない優しさ。
決して忘れてはいけない、人としての気持ち。
当たり前のようで気づいていなかった。
分かっているようで出来てなかった。
そんなことを、改めて考えさせられました。
自分を見つめ直さなきゃなー。見終わってみれば、そんな気持ちいっぱいです。
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